道内のものづくり作家十人の作品を展示・販売する「プルプルのおくりもの展」がギャラリープルプル(七条買物公園)で開催中だ。

 出展しているのは、アトリエリナム(旭川、織り)、スプーンのあら屋(旭川、木工)、飯原ミチル(旭川、ぬいぐるみ)、上杉あい(長沼、陶芸)、工藤和彦(旭川、陶芸)、ガラス工房ダルテ(美瑛、ガラス)、丹野雅景(旭川、木工)、tek たんのゆり(旭川、デザイン)、Potta(旭川、陶芸)と、初参加の雲と木と(函館、ガラス)。

 「おくりもの展」は、毎年この時期に同ギャラリーが企画していて、楽しみにしている人も多い。
 市内の福祉施設で働く佐藤涼さん(22)は、学生時代からたびたび同ギャラリーを訪れる。今展で購入したマグカップについて、「同じ作家の、同じデザインのマグカップが並んでいますが、手に持った感じはそれぞれ違うんですよ」と語る。

 同ギャラリーの齊藤琴乃さんは「これから冬を迎え、家で過ごす時間がますます増えると思います。気に入ったものを見つけていただき、身の回りに置いて、ほっとしていただければ」と話す。

 三十一日(日)まで。午前十時から午後六時。月、火曜定休。問い合わせは、同ギャラリー(TEL73―8289)へ。(竹内百合)