樹と女性を一体でつなぎ、心象の女性像を表現した山本信彫刻展「アニマの森」が二十七日(水)から五月二十六日(木)まで、東川町複合交流施設せんとぴゅあⅡ(北町一)で開かれます。

 山本は一九四一年、埼玉県浦和市生まれ。幼少期から絵を描くことに興味を持ち、三十代前半まで画家として活動を続けました。七五年(三十四歳)から彫刻制作を開始。八五年頃から、第三回ロダン大賞、箱根彫刻美術館賞など多くの賞を受賞。現在、関東圏を拠点に活動しており、箱根彫刻の森美術館や埼玉県立近代美術館、神戸六甲アイランドなど、全国各地に作品が設置されています。

 今回の彫刻展は北海道で初の展示で、百五十体の作品がひとつの森として展示されます。

 
 開館時間は午前九時~午後九時。期間中は休館日なし。文化推進室(TEL82―4245)へ。