髙砂酒造(宮下十七)が美容室マーヴェラス(旭町二ノ九)、日本製紙旭川工場(パルプ町)と共同開発した「酒ハンドバーム国士無双」を九月一日(木)から新発売する。

 同商品は、日本製紙の研究によって誕生した、植物由来の独自成分で世界最先端のバイオマス素材「セレンピアR」と、髙砂酒造の普通酒「国士無双」をマーヴェラスが独自の技術で配合したハンドバーム。約半年の開発期間を経て誕生した。

 商品の特徴は、ハンドクリームよりもやや固めだが、肌の上で温められることにより柔らかく溶けてオイル状に変わる。また、セレンピアRの「しっとり潤うのにベタつかない」という特徴と、日本酒に含まれるアミノ酸が作用して優れた保湿効果を発揮するという。

 ハンドバームを利用した髙砂酒造の中山仁美さん(31)は「今まで使っていたクリームに比べて、ベタつかない。保湿が長く続く」と自信の表情。

 「酒ハンドバーム国士無双」は十五㌘入り、八百八十円(税込)。髙砂酒造直売店(宮下十七)の他、同蔵のECサイトで販売する。問い合わせは髙砂酒造(TEL23―2251)へ。(工藤森)