旭川市の青少年平和大使として長崎市で行われた原爆犠牲者平和祈念式典などに参加した、明星中二年生の田中虹杏(にこ)さんと六合中三年生の菅原幸倫(ゆりん)さんの報告パネル展が市民活動交流センター・ココデ(宮前一ノ三)で開かれている。

 二人は八月七日から十日まで長崎市を訪問。平和祈念式典に出席したほか、原爆資料館や原爆落下中心地碑、今でも原爆の傷跡の残る浦上天主堂、防空壕跡などを訪れ、全国から集まった生徒たちと意見の交換を行った。この時の様子や感想を写真とともに展示して、「戦争の悲惨さや、平和の大切さを多くの市民に知っていただきたい」と訴えている。

 ココデでの展示は十五日(木)まで(午前九時~午後十時。十五日は午後四時まで)。十六日(金)から三十日(金)まで、イオンモール旭川西(緑町二十三)一階ゲーム売り場前で展示(十六日は午後一時から。三十日は午後四時まで)。(佐久間和久)