「女たちは、なぜこんなに生きづらくなったのか? ~統一教会などの動きとバックラッシュ~」をテーマにした講演会が、来年一月七日(土)午後一時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)二階レセプション室で行われます。ウィメンズネット旭川の主催。

 講師は室蘭工業大学大学院教授の清末愛砂さん=写真。清末さんは、山口県周南市出身。大阪大学大学院助手、同助教、島根大学講師、室蘭工業大学大学准教授を経て、二〇二一年六月より現職。専門は憲法学、家族法、ジェンダー法学など。近年の著書に『北海道で考える〈平和〉―歴史的視点から現代と未来を探る』(共編著・法律文化社、二〇二一年)、『ペンとミシンとヴァイオリン―アフガン難民の抵抗と民主化への道』(寿郎社、二〇年)、『自衛隊の変貌と平和憲法―脱専守防衛化の実態』(共編著・現代人文社、一九年)など。

 主催者は講演会の目的を「男女平等社会に向けてダイナミックに動いていた一九九〇年代だったが二〇〇〇年代に入ると、バックラッシュ(揺り戻し)が始まったのはなぜか。今明らかになりつつある統一教会の影響とは、どのようなことだったのか。水面下で行われていたバックラッシュへの動きを知り、大きく立ち遅れている日本の男女平等社会の実現に向けて考えます」と話します。

 入場無料。入場を希望する人は電話かメールで事前申し込みを(当日参加も可)。定員は六十人です。

 申し込みと問い合わせは、ウイメンズネット旭川[TEL24―1388(十二月一日~二十八日午前九時~午後四時)、メール spm54bx9@cure.ocn.ne.jp(十二月一日~一月五日)]へ。