北海道コカ・コーラボトリング(本社=札幌、佐々木康行社長)が、全道の約七百三十カ所の社会福祉施設へ、ひと足早いクリスマスプレゼントに、同社の飲料合計約八万七千本を寄贈した。

 このうち旭川市内の社会福祉施設には、飲料三千百八十六本(四十五万六千二百九十四円相当)が寄贈された。五日、同社の黒木聡・エリアマーケティング本部道北営業部長らが市役所を訪れ、中村寧副市長に目録を手渡した。

 中村副市長から感謝状を受け取った黒木部長は、「コロナ禍で皆さんつらい思いをしていると思いますが、清涼飲料水で一人でも多くの人が笑顔になってもらえたら」と語った。

 プレゼントは一九六八年から毎年クリスマス時期に合わせて行われていて、今年で五十五年目。寄贈した数は累計で三百六十六万本を超えた。

 寄贈された飲料は六日から順次、市内の社会福祉施設五十六カ所に届けられた。(東寛樹)