旭川地方気象台(田辺順一台長)と旭川シティネットワーク(FMりべーる、森山領社長)が十九日、防災情報などの放送に関する連携協定を結んだ。同気象台で田辺台長と森山社長が協定書を交わした。

 協定では、暴風雪や洪水などの災害時に気象台の職員が番組に直接、または電話で出演し、市民に最新情報を伝え、注意喚起を呼びかけることにしている。

 田辺台長は「地域の人たちの安全にかかわる情報をしっかりと発信していきたい」と語り、森山社長も「コミュニティ放送は、きめ細かい災害情報を市民に伝える使命があります。市民の安全・安心のため情報発信に努めます」と力を込めた。

 これまでも、同気象台職員が月二回、定期的に番組に出演しトピックスを提供していたが、今後、悪天時には、どちらからでも出演を要請できることにした。(佐久間和久)