二月二十七日の朝。氷点橋から見える雪原に、巨大な「氷点」の文字が現われた。

 マイナス十九度の寒さの中、朝日を浴びて浮かび上がった氷点の文字を見つけ、写真を撮影した平島淳嗣さんは「氷点橋を歩いて渡ることはありましたが、今までこういったものは目にしたことはありませんでしたね。どうやら、冬まつり会場やクリスタル橋にも、『冬まつり』という文字などのスノーアートが出来ていたようです。かなり大きいものですし、どうやって作ったのか…。誰が作ったのか知りたいですね」と話した。

 スノーシューなどで一歩一歩、雪を踏み固めて模様やイラスト、文字などを描くスノーアート。寒さが少しずつ和らいできたこの頃、冬ならではの雪の楽しみ方が出来るのもあと少しだ。(作田穂菜美)