第二十五回美深白樺樹液春まつりが、十六日(日)午前十時から、ファームイン・トント(美深町字仁宇布)周辺で開催されます。美深白樺樹液を楽しむ会の主催。二〇一九年以来、四年ぶりの開催です。雨天決行。

 樹液飲料は国内ではなじみが薄いのですが、北欧やロシアなどでは古くから、冬から初春にかけて樹液の採取が行われています。さまざまな有効成分を含むため、北海道でもアイヌ民族が健康のために飲用してきました。近年の商品化や研究開発によって、白樺は北海道の優良樹木として脚光を浴びており、美深町では一九八九年から白樺樹液飲料水を生産販売しています。

 祭りでは、アイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」や樹液採取体験のほか、さまざまなイベントが行われ、売店での販売もあります。
 問い合わせは、美深白樺樹液を楽しむ会事務局の成毛会長(TEL・FAX 01656―2―1357、メールc27b56@bma.biglobe.ne.jp)へ。