同鑑評会は、酒類の品質評価を通じて、酒造技術の進歩・発展を促し、酒類の品質向上を図ることなどを目的に開催された。二〇二二年度は道内十五カ所の清酒醸造場から「道産米吟醸酒」「吟醸酒」「純米酒」の三部門に百三点が出品され、品質評価員二十人が評価した。

 髙砂酒造は、道産の酒米「彗星」を使用した「大吟醸酒国士無双」を道産米吟醸酒部門にエントリー。二〇年度から三年連続となる金賞を受賞した。

 同蔵の森本良久杜氏は「三年連続の金賞は名誉なこと。蔵人たちも喜んでおり、今後の醸造への自信に繋がると思います。この後、金賞受賞酒が発売されますが、こちらのお酒はもちろん、弊社の他のお酒にも興味を持ってもらえたら嬉しく思います」と話した。

 金賞を受賞した「大吟醸国士無双」は、二十七日(木)から千九百本限定、七百二十㍉㍑入り、二千七百五十円(税込)で同蔵直販店の他、全国の酒類販売店で販売される。(工藤森)