旭川塗装親睦一親会(善波正和会長)の会員十八人が四月二十九日、近文第一小学校と神楽岡小学校のブランコやジャングルジムなど遊具の塗装奉仕活動を行った。

 神楽岡小学校では鉄棒など三種類の遊具を三人の会員が行った。まずサビを落とし、サビ止めを塗り、最後に上塗りをした。この道、半世紀のベテラン三人は慣れた手つきで作業に取り組み、午前中に終了し、近文第一小学校へと向かった。

 副会長の徳永保彦さん(69)は「グラウンドで遊んでいた子どもたちから『ありがとうございます』とお礼を言われました。昨年はボランティアをした、二つの小学校の子どもたちからお礼の手紙が届き、嬉しかったね」と相好を崩した。

 一親会は二〇〇六年から、毎年二~三小学校の遊具などの塗装をボランティアで実施している。(佐久間和久)