日本おもちゃ病院協会加盟の「おもちゃ病院旭川」が今月、市内春光台三ノ二に開院した。

 同会は、壊れたおもちゃを原則無料で修理し、新しい生命を与えることに価値を見出しているボランティアグループで、一九九六年に全国組織化した。協会会員のおもちゃドクターが全国各地でおもちゃ病院活動を展開している。

 市内にはこれまで、おもちゃドクターがいなかったが、帯広市のおもちゃ病院のドクター・高橋章さんが出張する形で、おもちゃ病院を開院することになった。個人の子どもを対象に、部品代金と送料のみでおもちゃを修理する。動かない古いプラレールや、散歩する犬の足折れなどは百~三百円ほど、クレーンゲームなどは〇~六百円ほどで元通りになるという。

 開院日は、十月までの毎月十六日から月末までのほぼ毎日。

 問い合わせは、高橋さん(TEL 090―8633―2283、メールems@topaz.ocn.ne.jp)まで。不在の時があるので、事前連絡を。