旭山動物園飼育員で環境活動家の大河原沙織さんの講演会「夢と環境と動物と」が二十九日(土)午後一時半から、中央図書館(常磐公園)二階視聴覚室で開かれます。

 大河原さんは、一九九四年、山形県生まれ。北海道酪農学園大学環境共生学類で野生動物学を専攻。在学中にフィジー留学、オーストラリアでのワーキングホリデーなどを経験。大学卒業後、JICA海外協力隊としてペルーに派遣され、二〇一九年から二一年まで、パラカス自然保護区で環境教育活動に従事。現在は旭山動物園飼育員として勤務する傍ら、環境活動家としてオンラインイベント、環境教育ワークショップを実施しています。

 講演では、大河原さんが、ペルーでの体験や動物園での仕事をもとに、環境問題や野生動物との共生などについて話します。大河原さんは「なじみのないペルーという国や、動物園の存在意義などについて知ってもらい、日ごろの環境問題を身近なものとして捉えていただけたら」と呼びかけています。

 午後一時から受け付け開始、三時半終了予定です。参加無料。定員は先着五十人。申し込みの必要はありません。

 問い合わせは同館(TEL 22―4174)へ。