「関東大震災から百年 ポストカード」展が九月一日(金)から二十五日(月)まで、市内の飲食店二店舗で共同開催されます。谷口雅彦写真アーカイブ室・ENKENコレクションの主催。

 今年九月一日は、関東大震災が起きて百年目に当たります。最近、日本各地には地震や豪雨、台風など大きな災害が絶え間なく続いて起こっています。災害を記憶にとどめることの大切さは、日ごろから言われていることです。

 主催する谷口雅彦さんは「関東大震災が人々の記憶から風化しないように、百年前に発行されたポストカードを公開、展示します」と開催の意図を話します。

 このポストカードは鴻池銀行(現・三菱UFJ銀行)頭取で、後に原田積善会(一九二〇年、社会福祉に貢献すべく設立された公益財団法人)で尽力した佐伯武雄さんがコレクションしていた大震災関連のポストカードなどを二〇一九年に、佐伯さんのお孫さんから、谷口さんが譲り受け、同コレクションに収蔵していました。同コレクションになって初の公開だそうです。

 開催場所は「日本茶カフェ/和風居酒屋WHIZ(ウィズ)」(五ノ八、旭川はれて屋台村)、営業時間・午前十一時から午後五時、午後六時から十時、定休日・水曜日、<CODE NUMTYPE=SG NUM=7DEF>070―2353―4188と、「ブックマークカフェ」(一ノ八、フィール旭川四階)、営業時間・午前十一時から午後六時半、定休日・火曜日、TEL 090―6444―2909。