旭川地区ハイヤー協会(柏葉健一会長)に加盟する各社の代表者ら十七人が十二日、JR旭川駅北・南口広場などで、清掃活動や、ポケットティッシュを配布しての街頭宣伝を行った。

 この活動は例年、八月五日の「タクシーの日」に合わせて行われている。今年は、市が食べマルシェ期間中(十六~十八日)にタクシーを利用した二千七百人(各日九百人)に先着で、千円分のタクシー利用チケットをプレゼントする「あさひかわタクシーおでかけチケットプレゼントDAY」を企画したため、活動日を食べマルシェ開催直前に設定した。

 当日は朝から雨の予報だったものの、午前十時から終了までの約三十分間は雨も降ることなく、無事に活動を終え、同協会の柏葉会長の挨拶で締めくくった。

 タクシー業界はコロナ禍や燃料費高騰など、依然厳しい状況にあり、最近は乗務員不足も深刻だという。柏葉会長は、「チケットプレゼントは今回が初の取り組みなので、多くの人に利用してほしい」と話した。(岡本成史)