東川町複合交流施設・せんとぴゅあⅠ（北町一）一階講堂で二十五日（土）午後一時半から、「積雪期単独北海道分水嶺縦断～宗谷岬から大雪山系を越えて襟裳岬まで～」と題した、大雪山アーカイブス講演会が開かれます。
講師は山岳ガイドで、二〇二三年度「第二十七回植村直己冒険賞」を受賞した野村良太さん＝写真。
野村さんは大阪府豊中市生まれ。二〇一四年、北大に入学し、ワンダーフォーゲル部で活動。一九年二月、三月に積雪期単独知床半島と日高山脈の全山を縦走。二一年四月、グレートトラバース三・日高山脈を、六月には同・大雪山系の大縦走撮影をサポート。二二年二月から三月にかけて、積雪期単独北海道分水嶺縦断（宗谷岬から襟裳岬まで六百七十㌔）を六十三日間で達成しました。一度も下山せず一筆書きでの史上初の快挙は、ＮＨＫ総合の特集番組で全国放送され、大評判を呼びました。この快挙で、植村冒険賞と「日本山岳・スポーツクライミング協会山岳奨励賞」を受賞。
講演では、ＮＨＫ特集番組の未公開映像も交え、“苦難と幸福”の日々だった分水嶺縦断について振り返ります。終了は午後三時の予定。
入場は無料ですが、電話かメールで、申し込みが必要です（定員は百人）詳しくは右のＱＲコードを参照。
参加を希望する人は、大雪山アーカイブスの南さん（TEL 82―２１１１内線７３８、メール daisetsuzan@town.higashikawa.hokkaido.jp）へ。
