「デザイン系」大学の開設を求めて二〇一一年から活動してきた市民団体「旭川に公立『ものづくり大学』の開設を目指す市民の会」(伊藤友一会長)が十二月一日(金)午後六時から、市民活動交流センター・ココデ(宮前一ノ三)ホールで、旭川市立大学に二〇二六年春に開設される新学部について議論・提言するシンポジウムを開きます。

 第一部の基調講演は元道副知事で、道文化財団理事長の磯田憲一さんが「旭川が目指すべき創造都市の姿とは?」と題して話します。続いて、磯田さんと旭川家具を代表するメーカー、匠工芸の桑原義彦会長が、デザインと旭川地域をテーマに対談。パネルディスカッションでは、技能五輪に若い社員を次々に送り込んでいるガージーカームワークスの木村亮三社長と、美瑛町を拠点に様々なデザインの仕事に取り組む良栄プランの佐々木良榮社長がパネリスト。伊藤会長が進行役を務めます。総合司会は、FMりべーるのパーソナリティー、マダムケロコさん。

 世界のデザイナーが注目する国際家具デザインコンペティション(IFDA)を三十年以上にわたって運営する“家具の聖地”旭川の市立大学に誕生する新学部に、デザインの名が冠せられない事態に、市民団体が物申すシンポジウムです。

 参加無料。関心のある人は誰でも参加できます。午後八時十五分に終わる予定です。