旭川市内でパチンコアルファなどを経営する山本ビルグループ「山本ビル」(山本淳一社長)が、二〇二三年十二月二十六日、「旭川市長寿社会いきがい基金」と、「あさひやま“もっと夢”基金」に、五十万円ずつ、合わせて百万円を寄付した。

 同社はパチンコアルファのほか、旭川や札幌、函館などで飲食店や複合カフェ、フィットネスクラブ、コインランドリーなどの事業を展開している。

 長寿社会生きがい基金への寄付は一九七九年から二十五回目、累計千七百五十万円、“もっと夢”基金には二〇〇九年から十五回目、七百五十万円になる。

 山本社長(63)、江夏秀則副社長(61)が市役所を訪れ、今津寛介市長に目録を手渡し、感謝状が贈られた。

 今津市長は「長年にわたって、毎年ありがとうございます。飲食の方が持ち直してきたのではないですか」と問いかけると、山本社長は「駅前イオンのフードコートが良くなってきています」、江夏副社長は「インターハイの開催時でぐっと伸びました」と説明した。

 同社では、昨年パチンコ六店舗にスマートスロットルを導入。外食系では、からあげ定食専門店「からやま」千歳店をオープンさせた。

 山本社長は「来年も寄付ができるように頑張ります」と話していた。(佐藤敦彦)