日本舞踊や長唄、筝(こと)などの伝統芸能やバレエ、フラメンコなど多彩なジャンルの芸能の舞台公演「第三十三回北を創る」が二十四日(土)午前十時半から、市民文化会館大ホールで行われます。

 山崎由美子エルモラード・フラメンコスタジオの出演は十二回目。練習スタジオでは、本番に向けて熱心な練習が続いています=写真。

 指導する山崎さんは、三歳からクラシックバレエを学び、フラメンコに出合って魅せられ、本場スペインに渡って修行を積みました。一九八二年、故郷の北の大地にフラメンコを根付かせたいと旭川にスタジオを開き、以来多くの教え子たちを指導してきました。

 今回は、足音を効かせたサパティアードに始まり、華やかなセビジャーナス、タンゴス、馴染みがあるルンバ、黒いオルフェとつづき、最後は独特のリズムのブレリアで盛り上がります。

 二十代から七十代の舞姫十七人が、極寒の季節に情熱の踊りを披露します。同スタジオの登場は午後二時ごろの予定。