冬まつり会場で毎年行われている「耐寒ラジオ体操・みんなの体操会」が八日に開催された。道北地区ラジオ体操連盟(遠藤盛雄会長)の主催。

 当日は、冬まつり会場近隣の小学校や保育園、幼稚園の子どもたちと冬まつり会場に来場していた一般客など合わせて四百人ほどが一緒に体を動かした。ステージには新町小の一、二年生が三十人ほど上がり、ラジオ体操連盟の指導員と共に見本となった。

 参加した隣保会第一こども園の園児は「寒かったけど平気だった」「ラジオ体操前の準備運動がおもしろかった」と笑顔。引率していた保育士の岩間さんは「冬なので運動不足になりがち。みんなで体を動かせるのはいい。体も暖まりました」と笑顔で感想を述べた。

 遠藤会長は「今年で六十五回目となったこの会は、多い時は千人を超える参加者がいたこともありました。過去、コロナで二度中止にもなりましたが、今年はこうして子どもたちや一般の方々に集まってもらえてよかったです」と話した。

 今年の夏には、ラジオ体操関連最大のイベント「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」が旭川市で開催予定だ。一千万人が一斉にラジオ体操をするイベントで、市内での開催は初めて。イベントの詳細は後日発表されるという。(作田穂菜美)