旭川市と比布町にまたがる突哨山の南端に位置する男山自然公園が、きょう二十三日(火)からオープンします。

 酒造メーカー男山(山崎與吉社長)が所有・管理する公園は、面積が約三十二㌶、標高は二百二十㍍。雑木林が広がる丘陵地です。広大な園内は国内最大級の規模を誇るカタクリの大群落で知られています。また、大雪山や十勝連峰が遠望でき、眼下には石狩川が流れる景勝地です。

 園内には全長千五百㍍の遊歩道が整備され、歩きながら春の花々を見て楽しめます。カタクリの他、エゾエンゴサクやキクザキイチゲ、フクジュソウなどが見ごろの時期になると、斜面を鮮やかに染める花の競演が楽しめる人気のスポットです。

 今年の野草たちの開花時期は例年並みの見込み。これからの天候にもよりますが、今月下旬頃に見頃を迎える予想とのこと。

 入園無料。開園期間は五月六日(月)まで。時間は、午前九時から午後四時半まで(天候の影響で開園期間が変更になる可能性があります)。

 開園期間や時間の変更、開花状況は、男山ホームページ(https://www.otokoyama.com/)で随時更新しています。