旭川塗装業者の親睦会「一親会」(善波正和会長、十四社)が四月二十七日、市立大有小学校(旭町一ノ六)と富沢小学校(神居町富沢)で遊具を塗装する奉仕活動を行った。

 同会は一九八四年(昭和五十九年)から、市内の福祉施設を中心とした公共施設の塗装の奉仕活動を開始。二〇〇六年(平成十八年)からは、小中学校の施設の塗装を毎年継続している(二〇年はコロナ禍で中止)。これまで三十一校の小中学校で実施してきた。

 大有小では、午前八時半頃から善波会長ら九人の会員が、グラウンドに設置されている鉄棒やジャングルジム、ブランコなど五種類の遊具のペンキの塗りなおしの作業を開始。まずサビを落とし、サビ止めを塗って、乾いたらペンキを塗るという作業手順を手ぎわよくこなし、午後一時半頃終了した。

 善波会長は「会員が多かった時は、学校以外の施設でも塗装の奉仕活動をしていたのですが、最近は仕事が繁忙期に入る前の今の時期、小学校二校の遊具の塗装をしています。こうやって塗装をしておくと、七、八年は持ちます。小学校は市内にたくさんあるので、これからも続けていこうと思っています」と笑顔で話した。(佐久間和久)