声楽と合唱によるクラシックコンサートが七月二十日(土)午後三時から、市民活動交流センター・ココデ(宮前一ノ三)で行われます。

 出演者は本間桜子さん(ソプラノ)、三輪主恭さん(バリトン)、三輪栞さん(ピアノ)の三人と旭川龍谷高校合唱部。

 本間さんは旭川出身。札幌大谷短期大学音楽科声楽コース卒業。旭川市新人演奏会、札幌市民芸術祭新人音楽会などに出演。演奏活動の傍ら声楽講師や合唱指導など、後輩の育成に関わっています。二〇一五年、オズの魔法使い「ドロシー役」でミュージカル初出演。一八年より、クラシック以外の演奏も始め幅広く活動しています。

 三輪主恭さんは昭和音楽大学音楽部声楽コース卒業。第三回バーゼル国際声楽コンクールプロフェッショナルの部第二位、日本人初のベストオペラ賞を受賞。第一回hitaruオペラ「フィガロの結婚」で主演・フィガロ役を演じ、好評を得た実力派。札幌交響楽団との共演も数多い。

 三輪栞さんは道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース卒業。第三回バーゼル国際声楽コンクールで、ピアニストとして伴奏者賞を受賞。ピアニストや出演スタッフとして関わったオペラ公演は十作を超え、若手のためのオペラ団体の歌唱や演技の指導の力を入れています。

 本間さんは「八年ぶりの旭川公演です。二十年ほど前から中学・高校などの合唱部の指導をしており、若い人たちにも合唱と声楽の魅力を感じてもらいたいと龍谷高校合唱部の皆さんにも出演していただくことになりました。オペラを聴いたことがない人でも、声という楽器の魅力が伝わる内容になっています」と、このコンサートの魅力を語っています。

 入場料は一般二千五百円、高校生以下五百円(幼児は要相談)。チケットの申し込みは右のQRコードか、https://ws.formzu.net/sfgen/S54513685/ から。
 問い合わせは、本間さん(music.39.sakura@gmail.com)へ。