反核平和運動を中心に、社会・教育問題などを取り上げる、「道北母親大会」が二十九日(土)午後一時半から、勤労者福祉会館(六ノ四)二階で開かれます。同実行委員会の主催です。
第五十七回の今年、旭川弁護士会憲法委員会委員長の畑地雅之さんが「みんなで九条守って戦争国家ストップ! ~緊急事態条項の危ないねらい~」と題して講演します。
畑地さんは一九七六年生まれ。二〇〇九年、弁護士登録(京都弁護士会)。一三年、旭川弁護士会登録。一九、二〇、二二年、同会副会長。日本弁護士連合会憲法問題対策本部員。
「総裁任期中に改憲を実現したい」と公言している岸田首相に呼応するように、衆議院憲法審査会での改憲論議が急展開を見せています。
同実行委員会の事務局を務める新日本婦人の会旭川支部長の金子智子さんは「総選挙が実施されれば、自民党が議席を減らし改憲に必要な三分の二以上の議席を維持することが困難になることから、こんなに急いでいるのです。岸田政権は敵基地攻撃能力の保有や軍事費の国内総生産比二%増額、殺傷兵器の輸出解禁など、憲法に反する施策を国会で審議することなく進めてきた。私たちは憲法改悪には絶対反対です。この動きを阻止しなければなりません。ぜひ畑地さんの講演で、岸田政権の狙いを知っていただきたい」と訴えています。
参加費は五百円(資料代)。参加を希望する人は、直接会場へ(定員三百人)。
問い合わせは、同旭川支部(TEL 26―2949、午前十時~午後四時)へ。