愛別町内で撮影された古い写真を集めた「あいべつ愛・物語」写真展が十日(土)から、蔵ら(同町字本町一一九)で開かれます。同展開催委員会の主催。

 町内在住の写真家・丸山彰一さん(76)が、同町の開拓百三十年を記念して企画。町民らがこれまで、まちの歴史を切り取った写真約四百五十枚が会場に並びます。

 また、同町の役場庁舎が今年、「旭川の歴史的建物の保存を考える会」(軽部望会長)が選ぶ建築賞の特別賞を受賞。これを記念した講演会が十一日(日)午後二時から開かれます。参加無料。同会の軽部会長が「60年を経た今も色褪せない昭和モダニズム建築の名作・愛別町役場庁舎」と題して話します。

 さらに十七日(土)には午後一時から同四時まで、丸山さんによるポートレートの無料撮影会を開催。撮影料は無料ですが、材料費などとして千円ほどかかります。

 丸山さんは「古い写真を見てまちの歴史を振り返ることで、私たちの地元・愛別の良さを確認し、地元愛を深めるきっかけになれば」と、来場を呼びかけています。

 会期は十八日(日)まで。開場時間は午前十時から午後七時(最終日は午後五時まで)。

 問い合わせは、丸山さん(TEL 080―5580―3928)へ。