北海道コカ・コーラボトリング(本社・札幌)が七月十一日、フードバンク旭川を運営するピーシーズ(井上俊一理事長、市内八ノ八)に飲料五ケース(百二十本)を贈った。
同社が行う社会貢献活動の一環で、今回が五回目。道内に住む人が安心して暮らせる社会をサポートするため、フードバンクを通じて地域のこども食堂や生活困窮者支援団体などに配布するほか、賞味期限間近の製品を贈ることでフードロス削減を目指している。
今年は、お茶や清涼飲料水など同社の製品五百ケース(一万二千百二十本相当)を、道内でフードバンクの活動を行う十八団体に寄贈。
ピーシーズの井上理事長は寄贈を受け「誰もが知っている企業に応援していただけるということは、大きな意味があります。まとまった量の飲料がフードバンクに入って来ることはなかなかないため、とてもありがたい。暑い日の水分補給などに活用していけたら」と喜んだ。
市内ではピーシーズのほか、フードバンクワーカーズを運営するワーカーズコープあさひかわ(市内一ノ五)にも贈られた。(東寛樹)