透明感のある風景画で知られる画家・東山魁夷の版画展が十六日(金)から十九日(月)までの四日間、市民文化会館(七ノ九)展示室で開かれます。ほるぷエーアンドアイ(大阪府)の主催。
東山魁夷は一九〇八年横浜市生まれ。国内や海外への取材で方々を旅し、穏やかでありながら心に響く作品を生み出しました。透明感のある淡い色合いや「東山ブルー」と呼ばれる青や緑を印象的に使った風景画は、多くの人を魅了してきました。
今回は「道」「緑響く」「白馬の森」など代表的な作品を含む四十点の版画作品と各種紹介パネルで、東山魁夷の画業を振り返ります。
展示は午前九時半から午後五時半まで。入場無料。この版画展の収益の一部は、日本ユネスコ協会連盟の「災害子ども教育支援」に寄付されます。
また、同時開催の特別企画展として、横山大観や平山郁夫などの日本美術名作選も同会場で開催されます。
問い合わせは、ほるぷエーアンドアイ(TEL 072―805―0595)へ。