能登半島地震について現地の話を聞く会が九月十五日(日)午後三時から、即成寺(五ノ二十五・杉浦香住職)の本堂で開かれます。

 報告するのは石川県輪島市門前町にある浄土真宗・明敬寺の諸岡敏住職です。諸岡さんは、京都大谷大学国文科卒。自営業、私立高教員、会社員を経て、現在は明敬寺の住職を務める傍ら一僧侶として布教活動に取り組んでいます。

 元日の地震では、諸岡さんの寺でも大きな被害が出ました。地震から八カ月以上が経ちますが、ライフラインの復旧や仮設住宅の整備などはまだまだとのこと。

 当日は、諸岡さんが「現在(いま)を生きる」と題して、ご自坊のこと、町のこと、そこで暮らす人々のことについて、報道などでは知り得ない「能登のいま」を話します。

 参加は無料ですが、会場に募金箱が置かれます。協力を。