旭川地区ハイヤー協会(柏葉健一会長)が五日、JR旭川駅前広場とタクシー乗り場で、タクシーの利用促進を目的とした街頭啓発と清掃活動を行った。日本で、タクシーが誕生した一九一二年八月五日を「タクシーの日」と定めている。

 活動には、同協会に加盟する九社から十五人が参加。メンバーは手分けをして、駅周辺のごみ拾いなどを行ったほか、道行く人にポケットティッシュを手渡し、タクシーの利用を呼びかけた。

 ポケットティッシュには、抽選でタクシーの乗車券などが当たるアンケートのQRコードが付いており、同協会はアンケートで得られた利用者の声を参考に、サービスの改善を図っていくという。

 柏葉会長は「夏祭り期間中は、長い時間お待たせすることなく、お客様にご利用いただけたと思います。ドライバー不足の状況は続きますが、現在は需給のバランスが取れているので、今後も最低限この供給体制を維持して、市民のみなさんがオンタイムで利用いただけるなど、困ることのないよう努めたい」と語った。(東寛樹)