「となりのヒグマ」と題した講演会が二月十五日(土)午後一時半から、東川町複合交流館(北町一)せんとぴゅあⅠ講堂で行われます。
講師は、ヒグマの会副会長、NPO法人もりねっと北海道代表の山本牧さんです。
ヒグマの目撃や農業被害は年々増加し、人身被害や市街地侵入も発生しています。ヒグマはなぜ増えているのか、どうして人里に近づいてしまうのか。ヒグマとはどんな生き物なのか。ヒグマの専門家・山本さんが、問題が起きる背景や基本的な生態・習性を解説し、防除対策や野外で身を守る方法など、ヒグマに関する最新情報を語ります。
山本さんは一九五五年、福井市生まれ。祖父母に山仕事を教わります。七四年、北海道大学入学。ヒグマ研究グループに。八〇年、同大農学部林学科卒、大学院進学。八一年、大学院中退後、北海道新聞入社。社会部次長、編集員などを務め、二〇一〇年退職。同年、NPO法人もりねっと北海道理事に就任。著書に『知床からの出発』『士幌高原道路と時のアクセス』『ヒグマとつきあう』など。旭川市在住。
参加は無料ですが、申し込みが必要です。定員は二百人。
申し込みは、同町文化交流課文化推進室・大雪アーカイブス担当・南さん(TEL 82―2111・内線738、メール daisetsuzan@town.higashikawa.hokkaido.jp)か、右のQRコードから。
企画展示「ヒグマとつきあう PARTⅡ」
また、せんとぴゅあⅡでは大雪アーカイブス企画展示「ヒグマとつきあう PARTⅡ」を二月十一日(火)から四月六日(日)まで行っています。
二〇二一年八月から十月まで、同名の展示を行いましたが、その後、OSO18などヒグマの出没が増加し、行政の対応策もさまざまな変化があったため、その続編になります。新たな対策や事例、ヒグマに関する書籍や資料などを展示・紹介します。