アップサイクルデザインをテーマにしたイベント「キヅクきずくり展~世の中にクズなんてない~」が五月四日(日)から六日(火・祝)までの三日間、上川倉庫蔵囲夢「デザインギャラリー」(宮下通十一)で開かれます。旭川市地域おこし協力隊・上田カオルさん、北海道アーツ&クリエイション代表・横井昂也さんの共催。

 捨てられるはずだった素材に新たな価値を見出した、旭川市内や東京、大阪のクリエイター・企業による作品を展示・販売。端材や廃材から作られたプロダクトやアート作品、木片や古材を活用したインテリア、古着のデニムを粉砕して生まれたプロジェクト、環境負荷ゼロを目指すサステナブルなアート作品など、個性豊かなアイテムに触れながら、資源の循環と創造の楽しさを体験できます。

 また、五日(月)午後二時から、アップサイクルやサステナブルデザインの第一線で活躍するゲストによるトークイベントも実施。道教育大旭川校准教授の馬場拓也さん、MOKKOUマスタークラフトマンの佐藤誠さん、V&A Japan会長の宮本淳さんの三人が「資源活用とデザイン」と題して、各社の事例を紹介しながら、アップサイクルの今後について語ります。

 さらに、来場者が気軽にアップサイクルの楽しさを体験できるワークショップも。五日は、ものづくりユニット・つきとふねの「アップサイクル木工ワークショップ」、六日は、tekのたんのゆりさんによる「木端でつくるキーホルダー」が開催されます。

 入場無料。時間は午前十時から午後五時まで(最終日は三時まで)。

 イベントの詳細は同ギャラリーの公式インスタグラム(右記QRコード)で確認して下さい。

 問い合わせは、インスタグラムのDMか、電話(TEL 56―2168)で。