北海道税理士会旭川支部(増田寛司支部長)は二十四日、旭川トーヨーホテル(七ノ七)で北海道盲導犬協会に九十万円を寄付した。定期総会冒頭で行われた贈呈式には、同支部と道盲導犬協の阿部浩二事務部長のほか、上川総合振興局の小笠原昭二副局長、旭川商工会議所の川口勤常務理事など五十八人が参加。同支部は一九九八年(平成十年)から毎年、盲導犬協会に寄付している。

 増田支部長はあいさつで、ことしの旭川冬まつりの会場で多くの市民から合計二十万円の募金があったことを説明した上で、「盲導犬を育成するにあたって一頭三百万円ほどの資金が必要になる。資金調達の一助となれば」と話した。

 PR犬のグレン君を連れて贈呈式に訪れた阿部事務部長は「この度のご協力は盲導犬育成事業における視覚障がい者の福祉向上に寄与する。深く感謝申し上げる」と述べた。(横地純鈴)