「大笑い! おやこ狂言会~伝統芸能に親しもう~in旭川」が二十九日、市公会堂(常磐公園)で開かれます。旭川子ども劇場の主催。
出演する茂山千五郎家は、江戸時代初期から京都府在住の狂言師の家として歴史に残っており、狂言大蔵流の名門として活躍。当日は、狂言解説とワークショップを行った後、「口真似」と「蝸牛」を披露します。
旭川子ども劇場の会員向けの特別例会として企画されましたが、より多くの人に楽しんでもらいたいとの同会の思いから、会員以外の人も一般券(五千円)で鑑賞できます。
公演は①午前十一時~、②午後二時半~の二部制(ともに三十分前開場)で、上演時間は九十分。
また、旭川子ども劇場は、会員を募集しています。入会金は一人三百円、月会費は千百円(六月のみ二千円)、三歳未満は無料。会員は、会費で公演を楽しめます。次回は九月に劇団風の子関西の「タックンとおりがみおじさん」を行う予定です。
入会後は原則、数カ月間在籍して同会の活動を体験します。同会は、例会活動のほかに、地域の子どもたちとその親が、分け隔てなく遊ぶ企画も実施。地域の人々が日常的に声を掛け合えるような関係づくりに取り組んでいます。
問い合わせは、旭川子ども劇場(TEL 62―8566)まで。右QRコードのインスタグラムのDMでも受け付けています。