旭川商業高校(曙三ノ三)の実習販売会が五日から二日間、同校で開かれた。物産をはじめ、焼きそばや焼鳥などを実演販売したほか、吹奏楽部の演奏会や書道部のパフォーマンスが行われ、約三千人が訪れた。
販売会は一九三三年から開催。生徒自身が商品の仕入れと陳列、接客、会計決算を行っている。屋外テントには、野菜・青果、精肉などが並び、校舎内の各クラス教室には、乳製品や駄菓子などが陳列された。
物産の販売を行った三年E組は、チーズや生キャラメル、フロマージュケーキなど商品十四種類を販売。仕入れを担当した菅結太さんは「初めて企業に電話を掛けた時はとても緊張したが、うまく販売までつなぐことができて良かった」と話した。
また、旭商同窓会は、創立百周年を記念した資料館を初めて、一般公開した。学校敷地内の「旭商会館」で展示。第一回生からの卒業アルバムや会報誌、表彰を受けた際の様々な記録などを展示している。また、来年度には同校吹奏楽部が創部百周年を迎えるため、旭商会館二階の一角に、吹奏楽部の記録もまとめている。
百周年を迎えた二〇二二年から、資料を展示していたが、これまで、問い合わせがあった場合にのみ公開していた。
統廃合を行いながら歴史を重ねる学校が多い現況で、合併せずに百周年を迎えるのは、道内では数少ないという。
同窓会事務局長の川村勝則さんは、資料館について「まだ完成形ではない」と話す。「展示の正確な数は数えていませんが、展示しきれていない物もまだ多くあるので、何万個にも及んでいることは確か。百年の歴史が一堂に集められているので、より多くの人に足を運んでもらいたい」と語っている。
今後、実習販売会の開催時には公開する。それ以外は原則、問い合わせがあれば開放するが、毎週火曜日の午後は連絡しなくても鑑賞できる。
問い合わせは川村さん(TEL 22―4127)まで。(横地純鈴)





