市科学館「サイパル」(宮前一ノ三)で十一日から、開館二十周年記念特別展「特撮のDNA ゴジラ、旭川上陸」が開催されている。企画展開催実行委員会の主催。
「特撮」は、実際に存在しない巨大生物を、高度な技術力や想像力を用いて表現する映像作品。特に、一九五四年に誕生した「ゴジラ」は日本だけでなく世界中で認知され、現在も人気の高い象徴的な存在となっている。
この特別展では、ゴジラシリーズの撮影で実際に使われた「スーツ」や「ミニチュア」に加え、手で触れられる「ゴジラの表皮」、シリーズ全三十作品のポスターやデザイン画、絵コンテなど、計百四十点ほどの資料を展示。さらに、今展のためにつくられた巨大ジオラマなどを通して、巨大怪獣を生み出す特殊効果や撮影技術といった、特撮映画で使われる発想や技術を存分に体感できる内容だ。
『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』(二〇〇〇年)、『ゴジラ×メカゴジラ』(二〇〇二年)などを手がけた手塚昌明監督は、今展の見どころについて「最近の作品はCGを多用して迫力のある映像をつくっていますが、それまでは、街を壊すシーンを撮るにも、実際に街のミニチュアをつくって壊していました。会場には、撮影で使われた造形物のオリジナルがたくさん展示されており、その一つひとつから、人間の手で丹精込めてつくられていることを感じられるでしょう。短い期間ですが、子どもたちの今後の人生や未来の参考にもなると思うので、どうぞご来場下さい」と語った。
また会場では、スタンプを集めてオリジナル缶バッジがもらえる小中学生向けのイベントや、「すな絵でゴジラ」「ゴジラでプラ板」「スマホで特撮」などのワークショップも行われる(実施日や詳細はHPで確認を)。
家族ら五人で来ていた市内の崎出晴太くん(6)は「モスラがかっこよかった。ゴジラの表皮を触って気持ちよかった」と笑顔だった。
期間は九月二十三日(火・祝)まで。開館時間は午前九時半~午後五時(午後四時半最終入場)。八月二十九日(金)、九月一日(月)、八日(月)、十六日(火)休館。
チケットは、大人千四百円、高校生・大学生八百円、小中学生五百円、親子ペア千六百円(大人一人+小中学生一人 ※親子以外でも利用可能)。館内チケット売り場、ローソンチケットで購入できる。
問い合わせは同館(TEL 31―3186)へ。(東寛樹)





