旭川ジャズオーケストラ(藤原衛代表)の第八回リサイタルが十月十九日、市公会堂(常磐公園内)で開かれた。同団体の主催で、毎年開催している。
二〇一六年に発足した同団体は、旭川市内や近郊のジャズ愛好家の社会人を中心に構成。スウィング・ジャズをはじめ、コンテンポラリー、ラテンなど幅広いレパートリーで活動している。二二年には、コロナ禍明けに残る自粛ムードに変化を与えることを目的に、市内のアマチュアバンドでは例の無い、プロ奏者を招待した公演を実施。観客の反応が良く、メンバーの音楽に対する意識が向上したことから、同リサイタルでは、プロ奏者を招くようになった。
この日は、スペシャルゲストとしてプロのトロンボーン奏者・佐野聡さんが参加。バディ・リッチの「Big Swing Face」で幕を開けたステージでは、スウィング・ジャズを中心としたプログラムで聴衆を魅了した。ゲストの佐野さんは、トロンボーンをメインに担当しながら、自身が作曲した「Twilight Express」や「幸せの不幸の手紙」などで、ハーモニカやフルート、リコーダーなど多くの楽器を高い演奏技術で披露した。
佐野さんは同団体との演奏について「呼ばれる団体によって熱量に差が出る。旭川ジャズオーケストラのメンバーからは、音楽表現に対する学習意欲と演奏を通して地元の人々に元気を与えたいという熱意を強く感じた」と語った。
演奏を聴いた八十歳代の女性は「たまたまチケットが手に入ったので来てみると、素晴らしい演奏で感動した。佐野さんがたくさんの種類の楽器を演奏していて驚いた」と話した。(横地純鈴)





