市内のレストラン「エスペリオ」(矢野竜二郎代表、東旭川町上兵村)で、木彫アーティスト・EMU(エム)さんとのコラボレーションによる“五感で味わう”ポップアップイベントが開催されている。

 EMUさんは東京都在住、岡山県出身の木彫アーティスト。実家の造船所から出た端材をリサイクルしたアート作品は、日本をはじめ、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地で人気を博している。また、EXPO2025大阪・関西万博のガスパビリオン「おばけワンダーランド」のキャラクターデザインのほか、ナイキ、コンバース、ポケモンなどとのコラボレーションも手がけてきた。

 EMUさんが道内でイベントを行うのは初めて。自身が大好きだというハンバーガーをモチーフにした彫刻作品「EMU burger」(十五万四千円~)に加え、トートバッグ(三千三百円)や、今回のために初めて制作した木製プレート(三万八千五百円)も展示・販売される。プレートには、市内の木工クラフトメーカー「ササキ工芸」(佐々木雄二郎社長、市内永山十四ノ三)から提供を受けた道産カバ材を使い、EMU作品の象徴「ドットの二つ目」が埋木技法で施されている。

 また期間中には、「EMU burger」を再現したハンバーガーが、同店の限定メニューとして登場。道産小麦のオリジナルバンズに、道産牛肉一〇〇%の特製ハンバーグ、「ノースプレインファーム」の有機ゴーダチーズ、ケチャップ、フレッシュトマトを贅沢に組み合わせ、作品の丸みや重厚感が表現されている。価格は千六百八十円(テイクアウトは千五百円)。

 EMUさんは「いつか実際に食べられるハンバーガーを作りたいと思っていて、知人につないでもらったエスペリオさんの協力によってその夢が実現しました。肉感をすごく感じられる大好きな味で、ボリュームもあり大満足です。また、食事を目的に来てくれた方にも私の作品を見ていただいて、こんなものがあるんだということを知ってもらえたら嬉しいですね」と笑顔を見せる。

 エスペリオの矢野代表は「作品のデザインに合わせたハンバーガーに仕上げました。味はもちろん、EMUさんと一緒につくりあげた世界観を店内で楽しんでいただけたら」と呼びかけている。

 会期は二十日(土)まで。営業時間は午前十一時~午後八時(月曜日は午後四時まで)。火曜日定休。

 問い合わせは同店(TEL 36―3563)へ。(東寛樹)