橋本義夫氏の提唱に
共鳴し発足
「岡田勝美と『旭川ふだん記』展」が旭川文学資料館企画展示室(常磐公園、常磐館内)で六月二十七日(日)まで開かれている。
岡田さん(98)は一九二八年、十勝郡浦幌で生まれ、翌年、士幌村(現、河東郡士幌町)に転居。四五年、陸軍予科士官学校に入学。同年に終戦となり、四六年、東京高等師範学校に入学。五〇年、同校を卒業し、旭川東高校に赴任。翌年、幼馴染の河合慶子さんと結婚。五二年、文芸同人誌「風土」を編集発行。その後、岩内高校や旭川商業高校で教鞭をとった。
八〇年、「ふだん記」の運動を開始。この運動は六八年に東京八王子の橋本義夫氏が「庶民自らが庶民の歴史(自分史)を記録する」と提唱し始まった運動で、日常生活での苦労や喜び、悲しみを、ふだん着を身に着けるように綴ることを信条とし、文集を発行していた。この運動は歴史家の色川大吉氏(東京経済大学名誉教授)著の『ある昭和史』でよく知られるようになった。
この考え方に共鳴した岡田さんが中心となり、「旭川のふだん記」は道内で士別、北見に次ぐ三番目のグループとして発足。以来、慶子夫人と二人三脚で四十一年間、編集作業に取り組み、七十四冊発行した。岡田さんと慶子さんのそれぞれの実家の歴史や兄弟姉妹のこと、二人が若い頃から書いてきた文章の記録などをまとめた「ふだん記」も展示している。
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