同人誌『零座 №14』=写真=がこのほど発行された。

 同人十一人が短歌、詩、散文、エッセイなどを、同人外の一人が寄稿している。

 二〇二三年十二月に逝去した今井和枝さんを追悼する前号で、夫の充さんが「風のように」と題した作品を寄せ、和枝さんとの出会いに触れていた。今号の「風のように(2)」では、和枝さんとの結婚に至るいきさつを書いている。

 同人ではないが、RAV Vast(ラヴァスト)奏者の谷口紗代さんが、亡き父、そして母への思いを綴った。題名は「ラブレター」。

 石井淳子さんは二人の子どもと観た映画にまつわる話「ばっかりに―大学生になったイタンタン―」。札幌で上映される映画に息子を誘ったが、断られたものの、映画館近くの交差点で彼女と歩いている息子とバッタリ。滑稽で、せつない。

 同会が発足した一九七九年から二〇二六年四月まで、毎月の例会で取り上げた課題本四百四十七冊も掲載されている。

 A4判・六十㌻、定価八百円(税込み)。こども冨貴堂で販売している。

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