障害当事者も交えた5人
パネルディスカッション

 「津久井やまゆり園・障害者大量殺傷事件から十年~私たちに『今』問われているのは何か~」をテーマにした講演会とパネルディスカッションが八月二十二日(土)午後二時から、市民交流活動センター・ココデ(宮前一ノ三)で行われます。障害児も地域の普通学級へ・道北ネット(平田永代表)の主催。

 同ネットは「共に生きる社会は共に学ぶ教育から」を理念に掲げ、活動を始めて十年になります。平田代表は「当会の設立の数日前に発生した事件で、事件当時の戦慄は今も鮮明に、そして息苦しさと鈍痛をともない、心の一定の空間を支配しています」と十年前に起きた事件から受けた衝撃を話しています。 

 そして「今の教育の場は“多様な学びの場”という美名の下で障害のある子と健常者とされる子が出会い、対等な関係の中で学び合う機会が結果的に奪われている状況にあると考えます。こうした障害や能力に応じた『分離教育』は、当事者を『知らない』ことによって起こる偏見と差別、無関心を再生産し、権利や差別について『自分ごと』として、子どもたち自身が主体的に考える機会をも奪っていると言えるのではないか。このことはもしかしたら、このような事件を再び繰り返してしまう土壌を育み続けているとも考えられます」と教育の現状に危機感を抱いています。 

 今回、やまゆり事件後の社会変化や神奈川の教育の変化や具体的な施策を伺おうという目的で神奈川県から、神奈川新聞記者(論説委員)の成田洋樹さんと藤沢市議会議員の竹村雅夫さんを招きます。

 やまゆり事件を機に、障害のある人の暮らしや教育について取材を続けている成田さんは「この事件で、何が問われているのか」と題して講演を行います。

 市議の竹村さんは元中学校教員で、藤沢市精神障害者家族副会長。“共に学ぶ教育”のこと」と題して問題提起します。

 その後、竹村さんと成田さん、佐藤祐さん(障害当事者)、新山竜彦さん(中学校教諭)、山下真実さん(認定こども園園長)がパネルディスカッションをします。コーディネーターは平田代表。参加者の思いを聞き合う時間も設けます。終了は午後五時十分を予定しています。

 参加費は五百円(学生・介助者で資料不要の人は無料)。参加を希望する人は直接会場へ。問い合わせは、同ネット事務局長の平田さん(メール kkhhesfam@yahoo.co.jp TEL 080―9619―3708)へ。申し込みは右のQRコードから。

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