NTT東日本―北海道旭川支店(増田修一支店長)は三月三十日、旭川市内の社会福祉法人はばたき ゆいまーる(荒川茂雄理事長)と上川管内美瑛町内の社会福祉法人ゴーシュの櫓(やぐら)アトリエ・トムテ(小河幸次理事長)の二施設に、「マッチングギフトプログラム」で集まった募金二十一万三千五百円を贈った。

マッチングギフトプログラムは平成七年のNTT民営化十周年を機に、社員の自発的な募金活動で集まった金額と同額を会社も支出。合わせた額を地域社会で福祉の増進に取り組んでいる施設などに毎年贈っているもので、平成八年から始まり十三回目を迎えた。今年、道内では十二施設に贈られた。

この日、両施設を増田支店長が訪問し、理事長に目録を手渡した。この寄付でゴーシュの櫓では羊毛バリカンや糸紡ぎ車などの羊毛加工機材を、はばたきではノートパソコン二台を購入した。

はばたきの荒川理事長は「たいへんありがたい。訪ねて来る人たちが自由に使えるような場所に置き、大いに活用したい」と話していた。