旭川グランドホテル従業員の農業体験野菜作りに携わり、地場産食材の良さを肌で感じようと、旭川グランドホテル(六ノ九、高橋秀喜総支配人)の従業員たちが九日、東川町にある畑やビニールハウスで農業体験を始めた。

東川農業振興公社やJAひがしかわなどの担当者から指導を受けながら取り組むこの野菜作りは、同ホテルの従業員が交代で勤務の合間を縫って、全員が参加している。

五年目を迎えた今年は、ビニールハウスにトマトと、三百七十坪の畑にとうもろこしやピーマン、ズッキーニ、じゃがいもなど十品目以上の野菜の苗を植えた。

収穫した野菜は、同ホテルで食材としても利用される。また、宿泊客にサプライズプレゼントする企画も現在考えているとのこと。秋には収穫祭も予定している。

現在、同ホテルのロビーでは、この農業体験の様子をパネルにして展示中だ。