憲法九条を守ろうと活動している「あさひかわ・東光九条の会」の十月例会が二十三日(土)午後二時から、勤医協一条クリニック(豊岡一ノ一)で行われます。

 今月の講師は、旭工高放送局の顧問教諭、前田秀明さんです。同校の放送部は〇七年(平成十九年)から「高校生平和祈念ビデオ制作コンクール」に参加し、映像作品を制作してきました。生徒たちは、教科書では知ることの出来ない戦争の生々しい悲惨さを、体験者への取材を通じて知ることになります。前田教諭は、生徒たちが戦争の悲惨さ、みじめさを知り、戦争を語り継げるように成長出来る良い機会と考え、コンクールへの参加を続けています。

 当日は同校放送局の生徒四人も参加します。映像を見たあとで前田さんが解説し、また生徒四人からも制作時に感じた思いなどを聞く予定です。

 無料で誰でも参加できます。問い合わせは金倉さん(TEL32―1555)へ。

 同会が隔月で開く「憲法セミナー」が十一月六日(土)午後二時から、勤医協一条クリニックで開かれます。

 テーマは「地域から見えてくる高齢者の暮らし」です。特定社会保険労務士の請川尊史さんのリポートをもとに、質疑と意見交換で理解を深めます。また、東光地域包括支援センター長の石山武浩さんが特別報告として話すことになっています。

 参加無料。問い合わせは金倉さんへ。