北海道税理士会旭川支部(小木田儀和支部長)は四月二十六日、盲導犬育成のための資金として道盲導犬協会に八十万円を寄付した。旭川中・東法人会からの献金や冬まつり会場での募金、支部会員がメンバーのV・GOLDの演奏活動で募ったもので、今回で十五回目。同支部の寄付は累計九百四十四万円になる。

 支部の定期総会前におこなわれた贈呈式には盲導犬のサンディー号も参加。道盲導犬協会の和田孝文所長は「二年前に視力を失い一人ではまったく外出できなかった五十代の男性が、昨年から盲導犬と一緒に買物をできるようになり、日々の生きがいと心を癒せるパートナーができたことを大変喜んでいます。長年にわたる皆さんのご厚意にお礼申し上げます」と感謝の言葉を述べた。

 小木田支部長は「継続は力なりといいます。これから十年、二十年と色々な方々からの浄財をいただきながら、この活動を続けていきたい」と話した。