二宮尊徳(金次郎)の七代目子孫の中桐万里子さん=写真=の講演会が六月二十二日(土)午後六時から、サン・アザレア(六ノ四)三階ホールで開かれます。旭川市立青雲小学校同窓会(五十嵐力会長)の主催。同小学校の開校百周年を記念して開く講演会です。

 中桐さんは一九七四年(昭和四十九年)東京都生まれ、京都市在住。二宮尊徳の故郷、神奈川県小田原市でも十二年間暮らしています。慶應大を卒業後、京都大大学院で教育学を学び、博士号を取得。専門は臨床教育学。京大での研究員勤務を経て、現在は親子の学びの場「リレイト」代表、関西学院大学講師、国際二宮尊徳思想学会常務理事などを務めています。

 当日の演題は「豊かな人づくりを求めて~二宮尊徳に学ぶ」。金次郎の七代目の子孫として、さまざまな秘話、エピソードを交えて話します。金次郎の実践や語りから得られる子育てのヒントについて話す予定です。

 参加費は資料代を含めて千円。駐車場は有料です。申し込み・問い合わせは青雲小同窓会事務局(薄井税理士事務所内・薄井タカ子さん、TEL24―5166)へ。