大雪山講座「ひぐま大学」第35期生募集 大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)が運営する自然観察講座「ひぐま大学」が第三十五期生を募集しています。

 北海道の高峰が集まる大雪山国立公園の山々に登って、大自然の成り立ちや営み、そこに生きる動植物や地形について学ぶ講座です。かけがえのない豊かな自然をよりよい姿で次代に引き継ぐことを願い、二年サイクルで実施しています。一年で修了、二年で卒業です。卒業後も繰り返し入学できます。開講から三十四年が経ち、受講者は延べ千九百七十人を超えています。

 事前の室内セミナーとフィールド講座で構成されます。例えば、六月二十八日(日)に行う講座は、西ヌプカウシヌプリ(一二五一㍍)への登山。日本を代表する風穴地帯の然別湖周辺で、他では見られない特異な植生や地形について学びます。三日前の二十五日(木)に室内セミナーで予習をしてから出発します。こうした年間六回の正規の講座のほかに、特別講座や修学旅行もあります。

 対象は高校生以上。定員は三十人。申込金は五千円。フィールド講座の参加費(交通費・保険料など)は、五千五百円から八千円程度です。

 入学式は五月十七日(日)午後一時から、ときわ市民ホール(五ノ四)で。オリエンテーションやセミナーがあります。

 申込用紙は、秀岳荘旭川店(市内忠和五ノ四、℡61―1930)と山工房(市内東六ノ一、℡27―0166)に置いてあります。

 問い合わせは、事務局の渡辺さん(℡61―3355)まで。