映画監督・脚本家のやまだひろしさんが自身の体験をもとに制作した絵本「しっぽなのぷるる」(アートヴィレッジ)の発売を記念して、絵を担当した及川ひろかつさんの原画展が十一日(金)から十三日(日)まで、ジュンク堂書店旭川店のギャラリージュンク(一条買物公園、フィール旭川五階)で開かれます。

 作者のやまださんは、うつ病を発症してから八年間、どのような治療を受けても症状が改善されませんでしたが、妻が保護した一匹の子ネコとの出会いにより奇跡的な回復を果たしました。この体験をもとにして「しっぽなのぷるる」を執筆しました。

 十三日午後二時からは、やまださんとDJ HAMADAさん、道議会議員・安住たかのぶさんが絵本のエピソードや子どもの未来のことなどを語り合うトークショーがあります。

 特定非営利活動法人ピースリバープロジェクトの主催。絵本の収益は動物愛護と児童福祉のために役立てられます。

 入場無料。来場者は駐車場のハートピアパーキング(一ノ七)が二時間無料で利用できます。

 問い合わせはジュンク堂書店旭川店(TEL26―1120)へ。