山登りの仲間が一九五三年(昭和二十八年)、「何か面白いことを」と始めた展覧会。写真や絵、版画、そのほか創造的な作品を持ち寄って展示する。名付けて「ОYОYО(およよ)展」。

 スタート時は、教育大の学生を中心に十九人のメンバーがいた。その後、みんな教師になって地方に赴任し、中断の時期を経て、今回が二十八回目。メンバーは鬼籍に入るなどして十人になった。

 二十二日(火)から二十八日(月)まで、会場はヒラマ画廊(二ノ八)。出展者は、野原典雄、渋谷正己・孝子、畠山良樹、萩原常良、玉置重美・和子、佐藤洋子・俊和、平間文子の十人(敬称略)。

 どんな作品が運び込まれるかは、会場でのお楽しみ。〝音頭取り〟の野原さんは、「今回で最後になりそうです。どうぞ見に来てください」と話しています。