旭川理容美容専門学校(四ノ二)の学生たちによる「理容・美容フェステバル」が十八日、旭川市民文化会館で開かれた。将来、同校に入学を希望する中学・高校生や父母、卒業生など七百六十人の観客が集まった。

 第一部の「ティーンズファッションコレクション」では、市内外から十組の女子高生が参加し、それぞれテーマを設けたファッションを披露して投票権を持つ観客にアピールした。

 投票の結果、グランプリには、及川留加さん(旭東栄三年)が、準グランプリに野村樺恋さん(東川高三年)と余田香恋さん(有朋高三年)が選ばれた。「高一の時から出場しようか迷っていました。今回、思い切って参加しグランプリをとれて嬉しいです」(及川さん)、「昨年、友達がグランプリをとるのを見て凄いなあと思っていましたが、自分も準グランプリをとれて嬉しいです」(野村さん)、「昨年も出場しましたが、今年も友達に誘われて出場を決めました。良い思い出になりました」(余田さん)と笑顔で話した。

 第二部は、今年から一年生も行うことになったヘアメイクショー。入学して半年とは思えない堂々としたステージを披露した。

 三部は二年生による同ショー。衣装やメイクはもちろん、ステージ演出や構成なども学生たち自らがプロデュースした舞台で、学生生活の集大成で観客を魅了した。最優秀を獲得したグループ「UNIVERSE(ユニバース)」のリーダー黒田仁さん(美容科二年)は「応援してくれた皆様、本当に有り難うございました」と、言葉少なに感謝の言葉を述べてイベントを締めくくった。