安全な「食」と「農」と「種子」について考える「国際有機農業映画祭」が二十一日(日)午前十時から、市民活動交流センター・ココデ(市内宮前一ノ三)で開かれます。実行委員会などの主催。

 食糧自給率が高いとされる北海道ですが、「種子法の廃止」、農薬や除草剤の問題、TPPによる農業衰退の可能性など、たくさんの問題を抱えています。食や農、種子をテーマにした三本のドキュメンタリーと専門家二人の講演を通して、命や環境、未来を考える映画祭です。

 ①午前十時から同十一時半まで、ドキュメンタリー『バナナの逆襲』(二〇〇九年・八十七分・スウェーデン)上映。
 ②午後十二時半から同二時半まで、環境問題を専門とするジャーナリスト・天笠啓祐さんと、遺伝子組み換え食品や食糧安全問題の専門家・安田節子さんが『食の安全を考える』と題して講演。 ③午後二時五十分から同三時五十分まで、ドキュメンタリー『ミツバチからのメッセージ』(二〇一〇年・五十七分・日本)上映。
 ④午後四時から同五時三十五分まで、ドキュメンタリー『たね』(二〇一六年・九十四分・米国)上映。
 ⑤午後六時から同八時、座談会『種を考える』。天笠さん、安田さん、有機農法の生産者が話し合います。

 会場には、安全安心な野菜や卵、食品、洗剤のお店がオープンします。

 実行委員会は、協賛団体・個人を募集中です。また、出店についても間に合うかも知れません。事務局のこども冨貴堂(TEL25―3169・七条買物公園)まで問い合わせを。